利用前に知っておきたい先払い買取の仕組み
先払い買取は、買い取ってもらいたい商品の写真を先に業者に送って、買取金額が査定された後にすぐ現金を振り込んでもらえるサービスです。基本的にはネット上ですべての手続きが完結するので、お店に足を運ばず好きな時にいつでも申し込めます。入金前に商品を送る必要はなく、早ければ最短10分ほどで振り込まれることから、少しでも早く現金が必要なかたにとっては都合のいいシステムです。
しかし、入金されたからといって取り引きは完了していません。期限内に買い取ってもらう商品を発送する必要があります。
期限内に発送されなかった場合にかかるキャンセル可能
業者にもよりますが、申し込んでお金が振り込まれた後でも取り引きをキャンセルすることが可能です。一度手続きを始めてしまったら取り消せないのではないかと不安に思うかたも多いでしょうが、先払い買取の場合には多くの業者でキャンセル対応しています。
しかし、買取をやめたくなったり、提示された期限内に発送できずに取り引きが成立しなかった場合にはペナルティを課せられるので注意しましょう。それが、キャンセル料の支払いです。
キャンセル料の相場と注意したい悪質業者
先払い買取のキャンセル料は、業者が商品を受け取る前に買取代金を支払っているという関係上、かなり高額な設定となっています。業者それぞれ異なりますが、40%程度支払うことが多い傾向です。あくまでも相場であり、悪質業者は50%以上のキャンセル料を設定していることもあります。
気軽に現金調達できると利用した結果、買取代金とキャンセル料とで高額な返金をしなければならなくなるケースが少なからず発生していることから、キャンセル可と謳っている業者であっても慎重に選び、取り引きしなければなりません。
商品査定も相場より低め
そもそも、先払い買取での査定も市場相場の70%程度と低めになっています。手持ちのものを高額査定してくれるお店を時間をかけて探したほうが、手元に残せる現金も多くなる可能性が高いのです。
一般的な宅配買取と比較してスピーディに換金できることや、商品発送まで長めに猶予が設定されているのが魅力ですが、キャンセルする可能性も含めて損をしてしまう場合があることは考慮しておきましょう。
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